column お知らせ・コラム 金沢市でデザインリフォームをご検討中の方へ、お役立ち情報をお届けいたします
本日は能登地震で被害を受けた戸建て住宅のリフォーム現場に行ってきたので紹介します。
地震によって柱が傾いたり束石のずれ、玄関タイルひび割れがありました。玄関ポーチは段差が高かったのですべて解体してつくりなおす予定です。
LDKの間取り変更(洋間のDKと畳のリビングを洋間のLDKにする)の工事現場です。大工工事中で、1枚目の収納の写真はよく見るとカウンターが傾いているように見えます。これは元々床や柱が傾いており、それに伴って収納ドアやカウンターも傾いてしまっている状態でした。リフォームで床の傾きを直したことで元々あった収納ドア上のカウンターの傾きが目立ってしまいました。施主様のご希望で収納は残すことになりましたが、傾きを直すのは大変だと感じました。
2枚目は建具の枠を横からみた写真です。壁の厚みが上下で違うのは柱が傾いているからです。工事前に現場確認をしたときは自分の経験不足で正直分かりませんでした。リフォームの設計やコーディネートする際は地震に関係なく柱がまっすぐでなかったり、床が傾いている可能性があるため注意して商品のサイズや納めを考える必要があると思いました。