column お知らせ・コラム 金沢市でデザインリフォームをご検討中の方へ、お役立ち情報をお届けいたします
働く社員さんも増えてきたということもあり、事務所内の改装工事が決まりました。
もともと2階にあった食堂スペースを、隣接するデスクワークスペースとつなげて、一つの作業スペースとして使えるようにする工事です。
食堂は、現在1階にある打合せブースの場所へ移設されることになりました。
この写真は、1階の打合せブースの工事中の様子です。実際に天井を解体したことで、普段はなかなか見ることのできない配線設備などが見えるようになり、その場で先輩に詳しく説明していただきました。とても勉強になった一日でした。
今日はその中の一つを特別に紹介したいと思います(^▽^)/
①結露防止(断熱目的)
・配管の中を冷たい水が流れると外気との温度差で結露が発生します。
・結露が多いと、建材を濡らしてカビや腐食の原因になります。
・アルミで巻かれた断熱材(グラスウールやウレタンフォーム)は温度差を迎えて結露を防止します。
②保温・保冷効果
・排水管ではなく、給湯管や冷水管でも同じように使われます。
・熱が逃げるのを防ぐ(保温)、または熱が入り込むのを防ぐ(保冷)ためです。
・エネルギー効果を高める目的もあります。
③保護・耐久性の向上
・アルミのシートは断熱材の外側を保護する役割もあります。
・ネズミや虫、湿気などから断熱材を守ることで、劣化を遅らせることができます。
・また、見た目も整って施工後の美観が良くなります。
まとめ:排水設備の配管が銀色のアルミで巻かれているのは、結露を防ぎ、断熱・保護の役割を果たすためです。
こんな感じで解体工事では、建物の内部構造や配線・配管の配置、使われている材料など、普段は見えない部分を実際に目で見て確認することができますので、せっかくのこの機会を活用して建物の仕組みや施工方法の理解を少しでも深めれたらなと思います!
まだまだ工事は続きますのでまた、引き続き最新の工事の状態をお伝えしていきます!